スウェーデンの小さな町から世界中の人々へ

ペルモビール社は、今から約50年前にスウェーデンの小さな小さな町、ティムロー(Timrå)に医師でありまた様々な発明家でもあったペルユデーンとその仲間によって設立されました。
ペルユデーンは各方面から偉人として知られています。医師であった彼は、患者の様々な問題に取り組み解決策を打ち出していったのです。そんなペルユデーンの心の根底にあったもの、それは今では当たり前の「Quality of Life」 。ペルユデーンは亡くなる直前まで、ペルモビールの開発陣頭指揮を執り、障害を持ったお客様に対して常にこの理想を追い求め続けました。彼は「総ての障害を持った人々が満足の行く生活をおくる権利を有する」という信念を持っていたのです。その意志は、スウェーデンの福祉に対する基本的な考え方を変え、時の国王と首相をも動かすことになったのです。

「電動車いす」という考え方は、そんな彼の1960年代のアイデアの一つでした。 ペルユデーンの作り出した試作第一号機は既に電動チルト、跳ね上げ式のフットプレート、跳ね上げ式のアームレストなど、21世紀の今となっては当たり前の装備を既に備えていました。ペルユデーンは、彼の作り出すつまり、ペルモビール社の製品は常に登場するお客様に無理を強いないようにと説いています。そんな彼が生前、除圧の観点から必要不可欠とされる「電動チルト」と同等に大切にしてきた機能が「電動リフト(昇降)」です。それは、車いすユーザーが「常に人から見下ろされる」という心理的な圧迫を受けていることに気付いていたからです。健常者と同じ目線で話が出来るようにという思いは、今も我々ペルモビール社の社訓として息づいています。

20世紀末に遺された彼の意思は「ペルモビール基金」としてまた「ペルモビール社の製品」として今も世界中の障害を持ったお客様に革新的なアイデアを提供し続けています。